今日も、顔色の悪い鳥のように

unapara2.exblog.jp
ものかき・佐々原史緒の日々の暮らし
by shio_diary
プロフィールを見る
画像一覧
正誤表出ましたー
2013年 12月 22日 |
 作者であるわたくしが未だ近所の書店で「佐助の章」を見かけておらず、「ホントに出たのか? 実は最終著者校どころか現物まで抹消されてんのと違うか?」と疑い始めたというのに、うちの両親はちゃっかりどこかで購入したとか。
 で、母の無邪気かつ恐怖の発言。
 「とっても立派な御本ね! 素敵な表紙ね! おかーさんも嬉しいわ。ところで、この本、『猿飛佐助』の本よね? 今度、親戚の集まりがあるから歴史とか時代小説の好きな伯父様にも差し上げておくわね」

 およしなさい。

 「なんで毛利元就と大谷吉継が喋ってんだ? うちの姪は年表も知らずにもの書いてるのか?」と、きっと伯父上大激怒でございますっ。
 「これはゲームを小説にしたもので、歴史小説とは違う」「この猿飛佐助さんとあの猿飛佐助さんは同じなんだけど違う」と飲み込んでもらうまで一苦労いたしました……。

 そんなこんなで心臓冷やしつつ、他の用事もひとつふたつこなして日付変わる少し前に帰宅しましたところ、「佐助の章」の正誤表が講談社BOXさんのサイトにもアップされておりました。こちらでございます。一昨日の時点では連休明けになるとのお話でしたが、少し早まったようです。早ければ早いほどわたくし的には助かります。
 読者の皆様にお手間をおかけして大変に大変に申し訳ございませんが、わたくしの前回ブログ記事と併せてご覧いただければ幸いです。

 ……と、これだけで引っ込むのはあまりにあまり。わたくし、いつもは作品の解説を作者本人がするのってどうなの?とあまりしないように努めているのでございますが、今作にはいわゆるあとがきのページがないので、それに代える形でつらつらとしたためてみました。 






あとがきに代えて(ネタバレ注意、未読の方はお気をつけ下さい)

・「BASARA3」と「宴」の展開だけ追って考えれば、いくらでもシニカルな結末に仕立てることはできましたが、それだと「BASARA1」や「2」から佐助や武田家を大事にしてきたユーザーの方には辛いばかりの話になってしまうと思い、ああいうエンディングにしてみました。
・できれば、佐助には幸せになってもらいたい。そんじゃ、佐助の幸せってなに?と突き詰めた結果、何より幸村が立派な大将に成長すること、後はかすがちゃんにちょっとぐらい優しくしてもらえればよりベターかな、と。
・作中で提示した佐助の生い立ちなどは、あくまで一つの解釈でございます。読者の皆様がそれぞれ原作ゲームを通して考えたり思いついたりなさったことが何より一番です。「ああ、こういう捉え方もあったか」ぐらいのお気持ちで受け止めていただければ幸いです。
・最終章の幸村の一人称に関しては先様のご指定あって「某」になりました。佐助相手には「俺」喋りがデフォルトかなと思ったのですが……たぶん、大将として意識して話してるときの幸村は「某」で、そうでない時は「俺」なんだということだと思ってます。
・「おまえ、三成嫌いか? そんな嫌いか?」「兄貴ちょっとも出てない! 死んで詫びろ」など友人知人の皆様から続々と非難の声が。嫌いなもんか、大好きだわー! 兄貴だって宗麟だって鶴姫ちゃんだって出したかったわぁぁぁー!(誰も宗麟と鶴ちゃん聞いてない)(個人的に愛してるんです、大友主従も鶴ちゃんも……あと、宇都宮さんには癒される……) ただ話の展開上、どうしてもああなっちゃったし、ねじ込めないキャラも出てきちゃったんだわぁぁぁ! 全方位に花持たせまくってストーリー崩壊させるわけにはいかんだろうがぁぁぁぁ!
・と、やさぐれてはおりますが、とにかく時間がない中での執筆でしたので、煮詰まる度にBASARA好きの友人にいろいろと頼り、アドバイスを貰いました。本当に感謝しております。ありがとうございました。
[PR]
by shio_diary | 2013-12-22 01:05 | 業務連絡 |
<< 喜びも哀しみも2013 頁とっぷ 見本誌検めて腰抜かした…… >>