今日も、顔色の悪い鳥のように

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ものかき・佐々原史緒の日々の暮らし
by shio_diary
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2010年 12月 17日 |
 例の条例、通ってしまいましたなあ……。
 とりあえず、怠りの罪は行いの罪に勝るわけなので、今後も「やるべきだ」と思ったことは実行していく次第。口だけではなく、できうる限り行動で。なんつっても、足下についてる火ですしなー。
 ツイッターは相変わらず距離感計りかねるツールなのですけれども、やはり、今回みたいな事態のときは抜群に威力を発揮しますな。こんな不幸な事態のために復帰させ、事実役に立ってしまったっつーのは、あまりいいことではない気もしますが。

・業務連絡
 ペラジーちゃんがやっと「もう喋ってもええで」と言ってくれたので、宣伝をば。
 2月末に新刊出ます-。タイトルは「死神少女と1/2アンデッド」。
 イラストはkyoさんです。長いこと影から密かにお慕いしていたイラストレーターさんだったので、ペラジーちゃんが話をまとめてきて下さったときは、ちょう嬉しかった! 来週頭にはキャラ表がいただけるそうで、うん、俺、頑張って強く生きるよ……! 美麗イラストと可愛いいたちっこを拝見できるサイトはコチラ~

・映画「ロビン・フッド」見て来ました 
 リドリー・スコット+ラッセル・クロウという、どえらい鉄板です。
 内容もさすがの安定感。主人公ロビン・フッドも荒唐無稽な伝説のヒーローではなく、 史実にうまいことはめ込んで作ってありました。とある平民の武人が、かのヒーローに「なるまで」の話……いわば、「エピソード0」ですな。
 まだ大砲や火薬が戦局を左右する前の時代の話で、合戦シーンとかも弓矢が主力。剣振り回すより、馬上から斧でドタマかち割るのとかが、リアルー。お城とか屋敷とかの美術も見ていてわくわくしました。やっぱ洋の東西を問わず、チャンバラは心ときめきますなー……ああ、ファンタジー書きたい……。
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2010年 12月 11日 |
「えっちなマンガとか犯罪を賛美するようなマンガは18禁コーナーで売ってね、ということでしょ? 別にいいじゃん」
 と、非オタの友人に言われて愕然としたなう。溝は深いです、主よ!

 なので、ちょっと膝を正して思うところを書いてみます。なるべく、判りやすく。

 今回の規制の最大の問題点は
 「あいまい」
 これかと思います。
 そして、その規制対象は目を覆うようなひどい性描写や暴力描写にも限らないということもです。

 これが具体的にどういうことかと言いますと……
 連載少年漫画第1回目でキャラクターが万引きをするシーンが描かれたとする。連載漫画ですから、第1回の時点ではこのキャラクターがどうなるかはまだ判りません。第2回以降で、「万引きはよくないよ!」という展開を漫画家は用意していたとしても、1回目では「犯罪を犯した」という現象だけが残るわけです。

 これが是か否か。
 常識的に考えれば、「先まで読んでから答えを出せ」ということになりますが、今回の規制の場合、そのあたりの基準すら曖昧。規制をするお役人や警察の人がそこだけを見て「キャラクターが万引きしている! これはいかん! このマンガは犯罪を増長させている!」と判断したら、もうそのマンガは全体的に見ればどんな良識的な内容だとしても、18才以上の人にしか売れない、と。こうもなりえるわけです。

 更に、近親相姦とか18禁描写の問題。
 たとえば、歴史物の漫画があったとします。古代エジプトが舞台です。この時代・この国の王族はふつーに兄妹でとかで結婚しますから、「主人公は王子様でおにーちゃん」「ヒロインは王女様で妹」と設定したとします。二人とも15才ぐらいですけど、結婚平均年齢がそれぐらいの時代で国ですから、むしろその方がリアルってものです。直接的な性描写はしませんが、キスとかぐらいは描くよ! 夫婦だし。あと、朝チュンぐらいも描くよ。夫婦だから。
 これも「近親相姦だからアウトですわ! いかんですわ!」と言われたら? 「いやだって、古代エジプトのお話ですよ?」と対抗したとしても、「条例に引っかかりますから」と押し切られてしまって、やはり、中高生の皆さんには読んでもらうことができないこともありえるわけです。

 つまり、今回、出版社と表現者側が「なんなのコレ」と騒いでいる理由は、「レッドカードとイエローカードの基準が誰にも判らない」「しかも、審判によって変わってしまう」「つーか、そもそも『描いていいもの』と『』悪いもの』を役人とかに決めつけられるのって、検閲ってことじゃね?」と、こんな感じです。

 実際、20年ほど前に恣意的な基準を元にして作品を回収・断裁された騒動がありました。同じような描写をしていたのに、A作品はいいのにB作品はだめって具合で否定されたのです。
 戦前まで話を戻すと、「青少年を守るため」と施行された法律がどんどん拡大解釈され、最後には「国や軍部に不利なことを書くと投獄される」という悪法にまでなってしまった事実もあります。

 また、アニメとマンガ・ゲームといった、いわゆる二次元の作品だけが対象というのも解せませんし、不公平です。アニメに影響されて犯罪に走った人がいるというのなら、実写を見て犯罪に走った人もいるわけですのに、何故にマンガやアニメだけを狙い撃ちにしますか、と(更に言いますと、日本の性犯罪は減る一方で、マンガやアニメの隆盛とは反比例してるんですよー)

 予め申し上げておきますが、現在、出版業界にも倫理委員会は存在し、ゾーニングはされております。そのゾーニングが不十分で不服だというのなら、そこを指摘・指導すればいいのに、どうしてこんな公権力に作品を左右されるような条例を作らなければいけないのか? それを説明しろと何度も訴えているのに、都側はきっちり話をしません。また、今回の条例設定の際に、出版社側や倫理委員会には一切通知連絡説明はなかったそうです。

 以上のような状況から、反対をしている人が多数いるのだとご理解下さいませ。

 反対している人たちは、賛成している人たちが「どこまで判ってて賛成しているのか」をちゃんと理解しないと、話が噛み合わないままになってしまうので、どうか冷静に~。
 あと、もう法案成立みたいな記事が出回ってるそうですが、まだらしいので、これまた冷静にー。
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by shio_diary | 2010-12-11 13:22 | 日記 |
2010年 12月 06日 |
 今日、都条例改正を考える会というのが開催されるらしいので、ちょっと出かけてきますー。詳しくはこちらのサイトの下の方が参考になるかと。
 いろいろな考え方がありますでしょうが、わたくしはやはり、創作の表現の「正しいこと」と「正しくないこと」を誰かが(この場合は都側の役人ですね)が恣意的に決めるというのがどうしても納得できないし、とても危険だと思うのです。規制対象が「小説はよくて漫画・アニメはだめという」状態であるだけでも、どれだけこの法律の基がもろくて曖昧か知れるというものですしね。
 ここは、まあ、微力ながらも行動が肝要と思うわけですよ。

 それはそうと、以下日常のお話。

・数十年ぶりに家族旅行
  愛犬を失って以来、ひどく消沈していた両親が気を取り直して中国旅行に出かけたのが秋口のこと。しかし、そこで無理したせいか二人がかりで10月11月をほとんど倒れ伏して過ごしていたそうで……「10月末の結婚記念日になんも出来なかった」「伊豆あたりの温泉いきたいから宿探して」とみーみー言うので、ネットであれこれ検索していたら、いつの間にかわたくしまで連れていかれることになってましたよ?
 もちろん抵抗したんですが、「倒れていたとき、史緒(仮名)は忙しそうだったからわざと連絡しなかったんだぁ……」「本当はすっごいすっごい大変だったんだぁ……」とひっそり言われて、うがぐぐ。いつの間にこんな絡め手覚えた、赤い彗星!?(母のあだ名。パーフェクト主婦で通常より三倍すごいため)
 
 というわけで、 伊豆稲取に一泊二日で出かけてきました。嵐の中をな。
 ずっとずーっと天気よかったのに、いきなり旅程とちょう暴風雨が被っていて笑いました。海が真ん前に見える露天風呂の宿をわざわざ選んだというのに、風呂がものっそい波打って、風雨が顔に叩きつけられ、まるでなんかの修行のようだった……! 
 それでも、宿は快適で海の幸は美味しく、何故かトウのたった親子三人でホワイト・タイガーまで見物したりして。伊豆アニマルキングダムの白虎ちゃんズの中では、ゆきみちゃんが一番愛想がよくて可愛いですよ。や、猛獣ですが。
 しかし、サッカー以外の用事で静岡いったのっで、もう何年ぶりでしょうか。家族旅行だワーイワーイて年では無論ないし、弟がいないとステレオでやいのやいの言われて大変は大変なんですが、父母ともえらい喜びようだったので、たまにはつきあってあげないといかんなーと反省しましたよ……あと、やたら元気そうに振る舞ってても、こまめに連絡とって様子見ないとあかんというのも。いつまでもあると思うな、ですよね。
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by shio_diary | 2010-12-06 12:49 | 日記 |
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