今日も、顔色の悪い鳥のように

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ものかき・佐々原史緒の日々の暮らし
by shio_diary
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2012年 08月 27日 |
 暑いですね。
 もう聞き飽きたし言い飽きたって感じですが、ホント暑いですね。
 わたくしが仕事場を構える埼玉某市は、かの酷暑の名所・熊谷と似た地形。かつて気象庁が観測ポイントを設けるとき、うちの市にまずコナをかけ、「関東一暑い(当時)ってのがバレたらイヤー」と断ってしまい、その依頼を素直に受けた熊谷市がいま「日本一暑い町」と名を売ってるのを見て、めっちゃ地団駄踏んで悔しがっているとか。

 そんなわけで、暑い暑い夜にヒヤっとくる怖いお話は如何?
 
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 昨年、FB Online上で発表されたお話に書き下ろし作品を加えて作られた、ホラー・アンソロジーです。力作揃いですよー。
 短編書くの大好き、しかし、なかなかチャンスがないので、この手の企画は今後とも続いていって欲しいです。 8/30、本屋さんでお見かけになったら是非ともよろしくお願いしますー!
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by shio_diary | 2012-08-27 20:35 | 業務連絡 |
2012年 08月 05日 |
 ご無沙汰しております、佐々原です。
 入院手術療養生活を経て、いまは仕事場に戻っております。なかなか生活のペースが掴めずにアワアワ仕事とかリハビリしてたら、もう一ヶ月も経ってるよ! 本日を以てようやくようやく禁酒が解かれました、きゃほー! ビールなしで五輪観戦とかどんな拷問ですか。それを一つの区切りにあれこれ書いてみたいと思います。

・手術の思ひ出(ややグロい話注意)
 ありえない大熱出してぶっ倒れたり、3tトラックにはねられたりと、割とアクチブに生死の境をくぐってきたわたくしですが、実は開腹手術は未経験。

 数年前から婦人科系の病を得て、貧血や治療のためのホルモン投与で体のバランスを崩すなど、不具合のドミノ倒しを起こしてました。
 本当は秋から年末にかけて仕事が落ち着いた頃に手術するはずだったのですが、「肥大化したブツが腹の中で静脈を圧迫し出した」「このままだと血栓出来て生命リスクが段違いに上がる、秋とか言ってらんない」との診断が突如下り、慌てて手術に踏み切ることに。

 半裸で手術台に寝て、胎児のように体を丸める心細さはなかなか得難い経験でございました……で、背中に打たれた麻酔がまた痛いのなんのって。みんな、手術前は深爪寸前まで爪は切っておこうぜ! つい、手を握り混んじゃって掌までアイタタになるからな! 見かねた手術室ナースさんが手を握ってくれてちょっと役得だったけど!
 
 で、次に口に管入れて全身麻酔処置となったのですが、これの効き目がもう抜群でして。「はーい、全麻効き出しましたよー? 聞こえますかー?」という呼びかけに返事しようかと思ったら、もうコテンと意識不明。
 「佐々原さーん(仮名)、手術終わりましたよー」と声かけられて気がつくまでの体感時間は10分とかそこらです。現実には4時間近く経ってたんですが。
 夢もちらっと見ました。磐田のユニ着て、ヤマスタうろうろしてました。独創性ゼロじゃよ。
 
 切り出した物を自分で見たいとリクエストしてたので、「はーい、これです」と銀のお皿に載ったソレを差し出されたのですが、まだ麻酔でくらんくらんしてるんでよく覚えてません。羊の脳味噌っぽかった気がする……
 「触っていいですか?」ってふがふがしつつ言ったら、「自分の臓物触りたがる患者初めて見た」と執刀医さんに笑われたです。だって自分の臓物触る経験なんて、なかなかできないじゃないですかっ! まあ、これも麻酔のせいで指先に感覚なかったのでまるで無駄でしたが。

・多忙な入院生活(痛い話注意)
 今回の病気は単体の場合だったら割とありがちなもの。周囲に「退院して4日でチャリ乗って職場行った」とか、「一週間でバーゲン参戦」とかいう人がいらしたので、自分もそんな感じでいけるだろうと思っとりました。
 手術当日は断食断水の辛さと、いろいろ器具を取り付けられてたため姿勢をあまり変えられず、むしろ腹より腰が辛い。お腹も痛いは痛いけれども、腹筋さえ使わなければどうにかなる感じだったので、「おー、きっとこれならば早めに通常営業できるわぁー」とついったとかにも軽い調子で書き込んでたら……

 地獄は硬膜外麻酔を抜いたときから始まった!

 わたくしの場合、口から吸引する全身麻酔に加え、背中に管刺して薬を入れる硬膜外麻酔というのを併用してました。術後も二日ほど背中に管刺したまま。内心とってもウザかったので、「抜きますヨー」と先生がおっしゃって下さったときは嬉しかった!
 ですが。
 抜いてしばらく、麻酔のせいで眠っていた内臓がゆっくりと再起動していくのが自分で判りました。それに伴い、いままで腹筋さえ使わなければたいして痛くなかった腹が、猛烈に熱を持ってきてちょっとした振動ですらイタタタタタタ!
 切腹跡の痛みに加え、内臓の裏側掴まれてみょーんと引っ張られた感じです。未体験ゾーンの痛み。
 ちょっとちょっとっ! 現代の科学の粋を集めた器具やら薬やら使って、その道のプロが丁寧にサバいてくれたのにこんなに痛いの?
 自分で腹切った挙げ句、腸引っ張り抜いた織田信孝さんとか、切腹直後に暴れ馬乗り回した龍造寺高房さんとかどうなってんの!?と、わけの判らん感心をしとりました。

 こんなザマでございますから、のんびりベッドに横たわって静かに過ごしていたい……のに、そうは問屋が卸しません。手術後、身動きしないままだと血栓とか腸閉塞とか内臓癒着とか怖いリスクがぼんぼん増えるそうで、「病棟のフロアを一日30周」とノルマが科せられました。一周約2分30秒(当時)。〆切前のわたくしよりよっぽど歩いてるで、これ!
 それ以外にも、検査やらなんやらとやらなきゃいかんことが目白押し。「入院中に読むんだー」と本をかなりたくさん持ちこんだのですが、忙しいわ気が散るわで結局4コママンガと短編集ばっか読んどりました。テレビカードも買ったけど、梅ちゃん先生とニュース以外見るものないよ! 見たい番組はみんな消灯後にやってるよ! とほほ~

・そして、療養生活へ

  「なんか痛みが取れないようだけど、普通食が大丈夫になり、血液検査で不備がなければ、病院でできることは特にありません。つーわけでごきげんようー」と、きっかり一週間で放り出され退院。 けっこうご飯が美味しい病院で、ナースさんたちも美人で明るい方が多くて割と快適でしたけど、なんせ大部屋でなー。今回みたいな短期ならいいけど、長期になったら部屋内の人間関係で悩むんじゃないかなあ、あれ……エアコンつけたり消したりするだけで調整たいへんそうだったし。

 その後は、横浜の実家でしばらく過ごし、それから仕事場へ戻ってきました。
 現在はスタスタと早く&長く歩くのができない、体を深く折り曲げたりできない、同じ姿勢のまま長時間過ごすことができない、腹筋を使った動きが無理、油っぽいものを食べるともれなくマーライオンって状態です。日頃は意識してないけれど、腹筋ちゃんは生活のいろんな場面で自分の役に立ってくれてるんだなって初めて知ったわ……。
 内臓キリキリ系の痛みは、ふいに襲ってくる感じです。どうもクーラーの部屋に居続けると痛くなる模様。もしかすると、冬場に「古傷が痛むぜ。明日は雪だな」とか出来る人になっちゃうかもしれん。

 で。
 こんだけいろいろあったんだから、よっぽど痩せたんでしょう?と思われそうですし、自分でもそれを期待していたのですが……たった3キロちょいだけです。うち、1.6キロは取り除いたブツの重さです。エエエェー(泣)。

そんで、仕事はどうなのよ
  とりあえず、今月末発売の「ホラーアンソロジー・黒」の校正その他は無事終了。
 「バタフライ×ブレイクダウン」の方もちまちま進んでおります。秋発売が当初の目標だったんですが、ペラジーちゃん既に信じてないって感じで「秋って具体的にどこからどこなんでしょうか、今年は残暑も長そうですしねえ」と……が、頑張ります。
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